top of page

「稼ぐ観光地」とDMOの必要性

  • 執筆者の写真: 隆司 藤本
    隆司 藤本
  • 2023年9月18日
  • 読了時間: 2分

連休の中日の日曜日に都内で開催された観光振興シンポジウムにリモートで参加しました。


私が登壇の機会を得たのは「稼げない観光事業はやってはいけない」というテーマの討論でした。


コロナ禍で観光客のデジタル利活用が加速したことにより、DX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた取り組みが観光地にも求められるようになりました。


私が発言したのは、観光事業を推進する自治体において、少しずつデジタル化が進み始めている一方で、問題点として発生しているのは、自治体担当部局がデータを集める事だけに注力してしまい、「利活用」する取り組みが進まないことが散見される現状についてお伝えしました。


地方都市における観光DXを実現するための課題、解決策、ビジョンとして、以下の4つの重要点があります。


  1. 観光客の利便性向上・周遊促進に繋がるような、ウェブサイトやOTAによる情報発信の必要性

  2. 観光地経営の高度情報化に繋がるようなマーケティング(CRM)による再来訪促進、消費拡大の重要性

  3. 観光産業の生産性向上に繋がる、顧客予約管理システム(PMS)の導入徹底の必要性

  4. 観光デジタル人材やマーケティングの専門人材の育成の重要性


稼がなければ観光事業に継続性を持たせられないので、「稼ぐ観光地」にするために必要な上記4つの解決策を実行するためにも、地方都市にはDMOが必要になってくるという考えをお伝えしました。

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
bottom of page